真草千字文(草書)徹底解説

真草千字文(草書)徹底解説79存以甘棠ソンイカントウある王様を褒め称える意、「棠」はリンゴの一種のようです

真草千字文(草書)徹底解説79存以甘棠ソンイカントウある王様を褒め称える意、「棠」はリンゴの一種のようです

存するに甘棠(かんとう)を以てし、(去りて益ます詠ぜらる)

「史記」燕召公世家によると、周の成王の時、召公が国を治め、巡行した時、 棠樹の下で獄政を決裁したが失職する者がなかった。召公が亡くなった時、 民はその政を思い棠樹を懐い、歌詠して甘棠の詩を作ったという。

草書は筆を当てる角度や紙に当てる強さ、そして筆運びのスピードの強弱など、少ない画を補うべく線の表現を尽くす必要もあると感じます。

楷書版はこちら

書道30年の集大成?!草書のコツと(斬新な?!)練習方法をご紹介

それから落款の書き方について、こちらもぜひどうぞ、落款(らっかん)の書き方の紹介、落款にこめられた意味とそれなりに分かって書く方法

79(草書)存以甘棠(ソンイカントウ)

動画講義内のプリントはこちらから。

(※下の画像を押すと講座が始まります。)

おすすめ講座
  1. 【深掘り2】書家には常識の「中鋒」という線の引き方の大原則【字を書く前に#2】
  2. 【深掘り9】超重要!筆菅から抜くように!左払いの書き方
  3. 書の道の大前提10(最終回)楷書・行書の上手な書き方・テクニック4選
  4. 書の道の大前提8これまでの大前提まとめ
  5. 書の道の大前提5行書のコツ
  6. 書の道の大前提2篆書(てんしょ)のコツ
  7. 【深掘り5】こんなの聞いたことない?!○と□の線(円筆と方筆)を引けるようになろう!【字を書く前に#5】
  8. 【深掘り65】【知れば必ず上達!】書の3大要素をご存知ですか?「線の引き方(筆法)」「線の組み合わせ(筆勢)」「にじみ出る◯◯(筆意)」
  9. 【深掘り1】本当の筆の持ち方・執筆法の真髄【字を書く前に#1】
  10. 書の道の大前提6楷書の練習法