真草千字文(草書)徹底解説79存以甘棠ソンイカントウある王様を褒め称える意、「棠」はリンゴの一種のようです
存するに甘棠(かんとう)を以てし、(去りて益ます詠ぜらる)
「史記」燕召公世家によると、周の成王の時、召公が国を治め、巡行した時、 棠樹の下で獄政を決裁したが失職する者がなかった。召公が亡くなった時、 民はその政を思い棠樹を懐い、歌詠して甘棠の詩を作ったという。
草書は筆を当てる角度や紙に当てる強さ、そして筆運びのスピードの強弱など、少ない画を補うべく線の表現を尽くす必要もあると感じます。
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