真草千字文(楷書)徹底解説

真草千字文(楷書)徹底解説70淵澄取映(エンチョウシュエイ)淵は澄んで映を取る、「映」は蘭亭序にも出てきます。静止した蘭亭序とも言われる真草千字文のこの字を要観察です

真草千字文(楷書)徹底解説70淵澄取映(エンチョウシュエイ)淵は澄んで映を取る、「映」は蘭亭序にも出てきます。静止した蘭亭序とも言われる真草千字文のこの字を要観察です

淵は澄んで映を取る。

深い淵が万象を映し出して澄み渡るように、その人望も高まるであろう。

「淵」は「渕」でもありますし、また「暎」は「映」でもあります。

「暎」は蘭亭序でも書かれる字体ですが、その姿形はそっくりです。

「静止した蘭亭序」と言われる真草千字文の楷書と蘭亭序を比較するのも、王羲之書法を理解するためのとても良い資料になると思います。

70(楷書)淵澄取映(エンチョウシュエイ)

動画講義内のプリントはこちらから。

(※下の画像を押すと講座が始まります。)

おすすめ講座
  1. 書の道の大前提10(最終回)楷書・行書の上手な書き方・テクニック4選
  2. 【深掘り3】万毫斉力という書の極意【字を書く前に#3】
  3. 書の道の大前提9トメ・ハネ・ハライのコツを徹底解説
  4. 書の道の大前提4草書のコツ
  5. 書の道の大前提8これまでの大前提まとめ
  6. 書の道の大前提5行書のコツ
  7. 【深掘り65】【知れば必ず上達!】書の3大要素をご存知ですか?「線の引き方(筆法)」「線の組み合わせ(筆勢)」「にじみ出る◯◯(筆意)」
  8. 書の道の大前提2篆書(てんしょ)のコツ
  9. 【深掘り1】本当の筆の持ち方・執筆法の真髄【字を書く前に#1】
  10. 【深掘り2】書家には常識の「中鋒」という線の引き方の大原則【字を書く前に#2】